できるだけ床にモノを置かないことがリビングの基本
リビングは住宅内で最も広い面積をしている場所です。
一般的な住宅の間取りではリビングとダイニングが続いている「LD(リビングダイニング)」というふうになっているのではないかと思います。
リビングもダイニングもそこに暮らす家族全員が使用する場所であることからどうしても荷物が多く集まりやすく、汚れも目立ちがちになります。
実はそれこそがリビングが汚れやすい理由であり、家族がそれぞれ持ち込んだものが自室や収納に入れられずそのまま置き去りになることにより散らかった状態が生じてしまうのです。
また家族の洗濯物やこれから洗うものがリビングに一時保留扱いで放置されてしまうこともよくあり、それらが床に散らばっているといかにも汚れたリビングという印象になります。
リビングに限らず部屋を広く見せるコツは「できるだけ床を多く見えるようにする」ということです。
おもちゃや洗濯物、荷物などがそのまま床に置かれてしまっているとそれだけで室内が狭くなったように感じられてしまいます。
ですのでどうもリビングが片付かないという悩みがある場合、リビングの床を色々なもので埋めてしまっていないかということを見直してみましょう。
リビングの収納はあまり大型のものは使用せず、だいたい腰くらいの高さまでのチェストやTV台にとどめておき、大型の収納は別の部屋に置くようにしてください。
掃除のしやすさで家具を選ぶ
リビングに置かれる家具としては、テレビ・チェスト・ソファの三大用品が代表です。
他にもミニテーブルやチェア、OV収納棚を置くということもあるかもしれません。
これらリビング家具を選ぶ時に最も重要なのが「掃除しやすいものにする」ということです。
一見同じように見えるソファやチェストであっても、足元の広さから掃除のしやすさは大きく異なってきます。
リビングのように広いスペースを掃除する場合には、ルンバのような自動掃除機を使用することがよくあります。
しかしフローリング部分が狭かったり家具の足元が狭すぎたりするとそうしたものが上手に入り込むことができず結局自分で掃除をしなくてはいけなくなります。
デザイン重視が悪いというわけではありませんが、リビングのコーディネートをしていくときには後々の清掃管理を意識した方が結果的にキレイなキッチンを維持しやすくなります。
余計なものはリビングに置かない
もう一つリビング清掃で大事なのが、余計なものはリビングに置かないということです。
化粧品やドライヤー、洗面用具などがリビングに置かれている家庭もありますが、それらはリビングではなく本来あるべきところに移動させることを徹底しましょう。