断捨離

本の断捨離アドバイス

白い本

場所をとりがちな本を上手に断捨離する

読書が好きな人にとって悩ましいのが次第に部屋の中を埋めていく書籍類です。
本に囲まれた部屋というのはどこか安心するものですが、それが本棚に入り切らないくらいになってしまっていたり、必要なものがすぐにどこにあるかわからなくなっているようでは逆効果です。

最近はKindleやiPadで手軽に本を購入できるようになったのであえて紙では本を買わないという人もいるようですが、電子書籍には通信速度の問題や電源の問題などまだ欠点も多いため紙の本が完全になくなることはないでしょう。

もし本が多くなりすぎて困っているなら、思い切って大整理をしてしまうということをおすすめします。

自分にとって良い影響を与えてくれた本や思い出の作品などは処分をするのがためらわれてしまうところですが、それこそ電子書籍などオンラインデータとして利用も可能な時代ですから、うまく複数の機能を使いこなしていくようにしましょう。

ある意味データとして残しておくことができると割り切ってしまえば、手持ちの書籍をガンガン捨ててしまうためらいを断ち切りやすくなります。

本を断捨離する時に最も気をつけたいのが、本「だけ」を断捨離するということです。
おそらく部屋が本でいっぱいという人の多くは、本以外のものも同じく部屋を埋めてしまっているのではないかと思います。

しかし一度に本も服も食器もといったように手を付け始めると結局正しい判断ができずに中途半端に終わってしまいます。
本を断捨離するならその日は本しか目にいれないくらいの強い気持ちを持って望んでください。

全ての断捨離に通じるコツ

断捨離の提唱者である川畑のぶこさんの著書「断捨離 私らしい生き方のすすめ」という本によると、断捨離のコツは「捨」「取」「迷」という3つのボックスを作ることとされています。

これは分類をするときにこの3つのエリアを設け、今手に取ったものがどれに分類されるかを考えていくという方法です。

「捨」は文字通り不要で捨てたり売ったりするもの、「取」は取っておくべき必要なもの、「迷」はそのどちらかを判断しづらいものです。

「迷」に分類されたものはそのときすぐに処分をするのではなく、少し時間をおいて本当に必要かを考えてから処分を決めます。

この作業のポイントは一旦始めたら作業が終わるまでその場を離れないということです。
あちこちに移動したり作業を中断したりするとどうしても集中が途切れてしまい、結局やり直しをすることにもなってしまいます。

本を断捨離する場合にきちんと意識したいのは、自分にとって必要なのはその「本」ではなくそこに書かれている「知識」であるということです。