寝室

自宅で出来る布団の丸洗い方法

枕

「お布団丸洗い」とは?

販売されている布団の広告を見ているとよく「丸洗いOK」という文字を目にします。
布団丸洗いとは文字通り布団一枚をそのまま洗濯機にかけることができるという意味であり、たっぷりの水の中で洗濯をすることで洋服のように全体を清潔な状態にすることができます。

とはい大きな布団一枚を丸ごと入れることができる洗濯機というのはそうそう一般住宅には置いてありませんので、大抵はクリーニング業者に依頼をすることになります。

業者で行うふとん丸洗いサービスでは、まず預かった布団の表面についているシミなどの汚れをざっと落とし、それから空気を抜いて「すしまき」という縦に丸めた形にして圧縮します。

それを専用の洗濯機の中に入れてたっぷりと水を含ませた選択を行い、終わったあとは同じく専用乾燥機によって復元乾燥させていきます。

地域や会社によって異なりますが、ふとん丸洗いサービスはだいたい1枚あたり3,000~4,000円で行っているものが多く、たくさんの枚数を一度に依頼することで多少割引がかかるもののそれでも2,000円くらいは絶対にかかると思っていいでしょう。

毎シーズン行うとなるとかなりの出費となるのでできれば自宅でも行いたいところですが、適当に行ってはせっかくのお布団のふっくら感がすっかり損なわれてしまいます。

コインランドリーを使わずに行う方法もあります

自宅で行うふとん丸洗いでは、最寄りのコインランドリーを使うのが楽な方法です。
コインランドリーでは家庭用と異なる大容量の洗濯機が置かれているので、最初にきちんと成形をすれば業者で行うのとほとんど変わらない方法で丸洗いができます。

しかし大型の洗濯機は時間あたりの使用量が高く、複数の枚数を一度に洗うことができないので、時間も手間も掛かる割りにあまり価格はクリーニング業者に依頼するのと変わらないということにもなってしまいます。

そこで自宅で行うなら洗濯機ではなく手洗いをするという方法がおすすめになります。

まず布団の表面汚れをとってから縦に丸めたのち、ロープなどで開かないようにまとめます。
そののちに浴槽に温めのお湯を満たし、シャワーで水をゆっくり含ませながら全体を沈めていくようにします。

すっかり水が染み込んだら洗濯用洗剤を入れて、30~1時間くらい漬け込んでおきます。
しばらくすると内部に入っていた汚れが溶け出してお湯が茶色っぽくなって来るので、すっかり出尽くしたところで水を入れ替えて丁寧にすすぎをしていきます。

最後に水を絞るために足踏みですっかり全体を潰し、それから水切りのために浴槽の縁などにかけて1時間程度放置します。

ある程度水が切れたら大きな乾燥機を使用するかもしくは日当たりの良い場所で時間をかけて乾燥させていきましょう。